2021-02-19 桜 あるとき、死にたくて死にたくて仕方がなかったときがあった そのときふと外に出てみると灰色のコンクリートがただただ広がっていた 俺この先好きなこととか生きていく理由見つかるのかななんて 感傷にふけっていた そのとき何の気なしにふと空を見上げた すると淡い淡いピンク色が空を埋め尽くしメジロを吸い込んだ そう桜の時期で満開に桜たちが踊っていたのだ そんな春にも気づかないほどにメジロは弱っていた あの時の感動がいま一鉢の椿の鉢を育てることに至っている