メジロの森 蜜柑を啄む

メジロってすごく好き カワセミもカワセミの青も素敵 ただそれだけさ

あるとき、死にたくて死にたくて仕方がなかったときがあった

そのときふと外に出てみると灰色のコンクリートがただただ広がっていた

 

俺この先好きなこととか生きていく理由見つかるのかななんて

感傷にふけっていた

 

そのとき何の気なしにふと空を見上げた

 

 

すると淡い淡いピンク色が空を埋め尽くしメジロを吸い込んだ

 

 

そう桜の時期で満開に桜たちが踊っていたのだ

 

 

そんな春にも気づかないほどにメジロは弱っていた

 

あの時の感動がいま一鉢の椿の鉢を育てることに至っている