ぬらりと赤い椿の花
こんばんわ、メジロです
椿のつぼみがなかなか膨らまずじれったく感じております
今週のお題「雛祭り」
ひな祭りの雛飾りに敷かれるあの赤い絨毯の赤は
郵便馬車 ぬらりと赤し氷屋の 店先の灯に 粉雨久も
という短歌に出てくるまさに「ぬらりと赤し」色をしている
この短歌は夏の句である
カワセミの青をどこかの川で見たとき、感動したが色の微妙な配色で人は感動して
「明日も生きてみよう」と思う不思議な生き物だなと思います
雛飾りの人形の顔はみな真っ白で子供のころすごく怖かった
彼らは結構、無表情だ
いろんな解釈ができるのが大人になると魅力的に見えたりする
赤で言うなら今の季節だと日当たりのいいところの椿の花が華やかに咲いている
でも、よく見ると葉っぱが虫に食べられていたり
葉が少しカサッと乾燥気味だったり
やっぱり椿の居場所は大きな木の木陰なんだろうなと
陰にいる椿の方が艶やかだ
だけど、陰にいる椿はあとひと月はつぼみのままでいそうだ
同じ椿でもこんなにも育つ場所で違うんだなぁとおもしろかった
それに今日
八重椿と出会った
出会った時のうれしさはすざまじかった
八重の椿はピンク色をしていて
ヤブ椿やその他のツバキも素晴らしいけれどやっぱり八重椿が好きだななんて