メジロの森 蜜柑を啄む

メジロってすごく好き カワセミもカワセミの青も素敵 ただそれだけさ

やわらかい心 豆腐の優しさ

  夏目漱石の坊ちゃんの解説を動画で見るとものすごく面白いメジロです

ー 春なのか冬なのか ー

 毎日エアコンの中にいたのでいまいち季節の気持ちがわからず、楽ではあるけれど悲しい気がしました。今日という日は風が強かった。窓から庭を見ると鉢仕立てにしてある椿の木が風にあおられ少し大変そうだった。「今日の風は強いなぁ」といわんばかり。

 「粉雪」他、冬の歌があまりしみなくなってかといって「サクラ」などの春の歌はまだ早いもどかしい中途半端な気候が続く。

 

ー 豆腐 ー

 夕食に高野豆腐を食べた。そもそもメジロは豆腐という食べ物にいつも感心しているし興味を覚える。高野豆腐は乾燥した豆腐で水にもどして食べる。この高野豆腐という食べ物の昔の味が何か情緒を震わせる。江戸時代に戻ったような心を味わうことができる。

 豆腐という食べ物を初めて作った人の心というのは素晴らしいとおもう。あの柔らかい触感を口の中で味わいたい。やわらかい心を手に入れたいという野望。この人にメジロは会いたい。

 豆腐と並んで初めて考えた人面白い説というのが目白の中にある。

ウニを初めて食べようと挑戦した人はどんな人なのだろう。トゲトゲの中にあんなにも茶色い幸せがあるなんて誰が考えるだろうか。